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静岡県浜松市のRC造・鉄骨造解体工事の特徴と費用目安

静岡県浜松市を拠点とする株式会社エコネクストでは、RC造(鉄筋コンクリート造)・鉄骨造の解体工事を多数手がけております。頑丈な構造で建てられたこれらの建物は、解体工事においても特別な技術と経験が必要です。今回は、浜松市でのRC造・鉄骨造解体工事の特徴と費用目安について、解体工事のプロフェッショナルとして詳しく解説いたします。
 

RC造・鉄骨造解体工事の基本的な特徴

鉄骨解体 
RC造(鉄筋コンクリート造)と鉄骨造は、木造建築と比較して非常に頑丈な構造で建設されています。そのため、解体工事においても特別な配慮と技術が必要になります。
 

RC造解体工事の特徴

 
RC造は鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造で、優れた耐震性と耐火性を持っています。解体時には専用の重機やカッター、圧砕機などを使用し、慎重に作業を進める必要があります。また、コンクリートガラの適切な処理も重要なポイントです。
 

鉄骨造解体工事の特徴

 
鉄骨造は使用する鋼材の厚みにより、軽量鉄骨造(6mm未満)と重量鉄骨造(6mm以上)に分類されます。解体時には主にガス切断工法を用い、溶断片や火花による火災防止対策が必須となります。防炎シートや金網ネットの設置も重要な作業の一つです。
 

構造別解体費用の相場比較

 
解体工事の費用は建物の構造によって大きく異なります。浜松市での構造別解体費用の目安をご紹介します。
 

建物構造 坪単価相場 30坪の解体費用目安 特徴
木造 3~5万円 90~150万円 最も一般的で費用も安価
軽量鉄骨造 3.5~5万円 105~150万円 木造より若干高額
重量鉄骨造 4.5~6万円 135~180万円 専用重機が必要
RC造 6~8万円 180~240万円 最も高額だが実績多数

「参照:解体無料見積ガイド」
 

重要ポイント
上記の費用は建物本体の解体費用のみです。実際には付帯工事費や廃棄物処理費、諸費用などが別途必要になります。また、立地条件や建物の状態によって大きく変動することがあります。

 

解体工事費用の詳細内訳

 
RC造・鉄骨造の解体工事費用は、大きく3つの項目に分類されます。それぞれの詳細を理解することで、見積もりの妥当性を判断できます。
 

本体工事費

 
建物本体の解体作業にかかる費用で、全体の60~70%を占めます。重機費用、人件費、仮設工事費(足場設置、養生シート等)が含まれます。RC造では圧砕機やカッター、鉄骨造ではガス切断機器などの専用機材使用料も計上されます。
 

付帯工事費

 
建物以外の構造物撤去にかかる費用です。ブロック塀、門扉、庭石、植栽、カーポートなどの撤去費用が該当します。浜松市の住宅では庭園が充実している物件も多く、この費用が想定以上に膨らむケースもあります。
 

諸費用

 
廃棄物処理費、運搬費、行政手続き費用などが含まれます。RC造では大量のコンクリートガラ、鉄骨造では鋼材の処理費用が主要な項目となります。マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行費用も含まれます。
 

工事種別 RC造30坪の費用目安 鉄骨造30坪の費用目安
本体工事費 126~168万円 94~126万円
付帯工事費 18~24万円 14~18万円
諸費用 36~48万円 27~36万円
合計 180~240万円 135~180万円

「参照:クラッソーネ」
 

  

解体工事費用が高額になる要因

 
RC造・鉄骨造の解体工事費用は、様々な条件により大きく変動します。費用が高額になる主な要因をご紹介します。
 

アスベスト含有建材の存在

 
2006年以前に建築された建物には、アスベストが使用されている可能性があります。事前調査でアスベストが発見された場合、専門的な除去作業が必要となり、数百万円の追加費用が発生することもあります。浜松市でも古い工場やビルの解体時によく見られるケースです。
 

狭小地や道路幅の制限

 
重機が現場に搬入できない狭い道路や敷地では、手作業による解体が中心となります。作業効率が大幅に低下するため、通常の2倍以上の費用が発生するケースもあります。浜松市中央区の住宅密集地では特に注意が必要です。
 

地中埋設物の発見

 
基礎撤去時に予期しない地中埋設物(古い基礎、浄化槽、廃材等)が発見されることがあります。これらの撤去費用は事前見積もりに含めることができないため、追加工事として別途費用が必要になります。
 

浜松市における解体工事の特徴

 
浜松市でのRC造・鉄骨造解体工事には、地域特有の特徴があります。地域密着型の解体業者だからこそ理解している要点をご説明します。
 

工業地域の大型建造物

 
浜松市は楽器製造業や自動車関連産業が盛んで、大型の工場やビルが数多く存在します。これらの解体工事では、特殊な設備や機械の撤去も含まれるため、一般的な住宅解体とは大きく異なる専門技術が必要です。
 

住宅密集地での配慮

 
浜松市中央区などの住宅密集地では、近隣への騒音や振動対策が重要になります。防音パネルの設置や作業時間の調整など、きめ細かな配慮が求められます。また、道路使用許可などの行政手続きも必要です。
 

廃棄物処理の効率化

 
当社では静岡県内に処理施設を持つネットワークを活用し、RC造から発生するコンクリートガラや鉄骨造から発生する鋼材を効率的に処理できます。これにより、運搬コストの削減と適正処理の両立を実現しています。
 

解体工事費用を抑える方法

 
RC造・鉄骨造は高額な解体工事になりがちですが、適切な対策により費用を抑えることが可能です。
 

複数業者による相見積もり

 
解体業者によって得意分野や保有重機が異なるため、同じ建物でも見積金額に大きな差が生じることがあります。最低でも3社以上から見積もりを取得し、内容を詳細に比較検討することが重要です。
 

適切な時期の選択

 
12月から翌3月は解体業界の繁忙期にあたり、費用が高くなる傾向があります。初夏から秋口にかけての閑散期に工事を依頼することで、費用を抑えることができます。
 

補助金制度の活用

 
浜松市では空き家解体やブロック塀撤去に対する補助金制度があります。対象となる建物の場合、これらの制度を活用することで費用負担を軽減できます。事前に市役所での確認をお勧めします。
 

お得情報
鉄骨造の解体工事では、鋼材の売却による「有価物売却費」が発生することがあります。鋼材の市場価格によっては、解体費用から数十万円が差し引かれるケースもあります。

 

安全性と環境配慮を重視した解体工事

 
株式会社エコネクストでは、RC造・鉄骨造の解体工事において、安全性と環境配慮を最優先に作業を進めています。
 

安全管理体制

 
重機を使用する大規模な解体工事では、作業員の安全確保が最重要課題です。定期的な安全講習の実施、適切な保護具の着用、危険予知活動の徹底により、事故のない工事を実現しています。
 

廃棄物の適正処理とリサイクル

 
RC造から発生するコンクリートガラは路盤材として、鉄骨造から発生する鋼材は製鉄原料として、可能な限りリサイクルを行います。マニフェスト(産業廃棄物管理票)による追跡管理で、適正処理を確実に実行しています。
 

まとめ

 
浜松市でのRC造・鉄骨造解体工事は、木造建築よりも高度な技術と多額の費用が必要ですが、適切な業者選びと計画により、安全かつ効率的な工事が可能です。株式会社エコネクストでは、豊富な経験と最新の技術により、お客様のご要望にお応えする解体工事を提供しています。
 
解体工事をご検討の際は、必ず現地調査による詳細な見積もりを取得し、工事内容を十分に検討されることをお勧めします。私たちは地域密着型の解体業者として、浜松市の皆様に安心してお任せいただける工事を心がけております。
 

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静岡県浜松市の解体工事・家屋解体は株式会社エコネクスト
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